ロック不毛期

今でこそロック好き、というかロックミュージックしか聞かない人ですが、
そんな私にも「ロック不毛期」なるものが存在した。
高3~大学2年くらいかな、全くギターサウンドを耳が受け付けない。
中学からずっと好きだったミッシュエルでさえうるさくて聞けたもんじゃない。
理由はわからない、いまだに、、確かにその時期は自分的に最もぼーっと生きていた時期だ。

当時の注目新人としてナンバーガールの「透明少女」がラジオでよく流れていて、
しかし、当時の私の耳には受け入れられるはずもなく、
その鋭角サウンドに、「勘弁してくれ、、」としばし感じたことを覚えている。
なんとまぁ惜しいことを、、今でこそ自分の中では別格な存在であるにもかかわらず、
その当時はキャッチするどころか、拒絶までしていた。

それでもピロウズとGREAT3だけは好きで聞き続けていた。
当時はこの2組がとても好きで、聞けるロックミュージックは本当にこの2つだけだった。
しかし同時期にG3の高桑氏が病期につき、G3が休業してしまったことも、
この「ロック不毛期」に拍車をかけたのだろうと思う。
ついには「ゴンチチ」とか脳からα派が出そうな音楽を好んで聞くようになってたんだよね、、
もちろんあの美しいアルペジオは確かに素晴らしいですよ~。

そんな「ロック不毛期」にもついに終わりがやってくる。「Smile」のリリース。
今にして思えば「Smile」はピロウズの中では最も異質な作品であるように思う。
ギターの鳴り方といい、全体に流れる雰囲気が非常に荒々しく、ロック色に溢れている。
しかし当時は普通にピロウズの新譜として、何の違和感もなく聞いていた。
確かにタイトル曲「Smile」の「クタバレニンゲンドモ、、」に初め違和感がなかった訳ではないが、
すぐにこのアルバムの、このポジションにあるべき曲として「Smile」を認識していたように思う。
このアルバムはファンの間ではどうやら賛否両論で、
私自身確かに今からピロウズを聞こうという人に「Smile」を勧めようとは思わないが、
当時はCDが擦り切れるんじゃないかというくらいかなり聞き込み、
おそらく一番聞いているアルバムではないだろうか。

b0027839_233267.jpg「Smile」に出会ってロックミュージックの素晴らしさを再認識したというか、
再び、そしてそれまで以上に、
ロックミュージックにのめり込んでいった訳である。
そういう訳で、自分の中ではターニングポイント的作品のように思います。
ちなみに「日々のうた」が非常に好きです。
かなりの名曲なのに最近のライブでは演奏されていませんが、
またいつかライブで聞きたいです。
「smile」以降ずっと、そしてこれからもロックミュージックに扇情されまくりなんである。
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by tohko_hy7 | 2004-12-14 23:02 | kidnap music


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